前期終業式 ~ 折り返し地点 ~
9月30日(月)に前期終業式が行われました。
教務主任より
「前期終了にともない、生徒の皆さんに本日通知表が発送されました。評価は学習の成果だけを示すものだけではありません。日々の学校生活に対しての評価でもあり、一人一人が他者から得られた信用でもあります。社会にでて怠けたり、サボったりする人は信用されないのと同様に、学習を怠れば納得のいく評価は得られません。社会にでた後は勉強ができるということよりも、人から信用され、信頼してもらうことがより大切になります。半年間を振り返り、残りの半年間を過ごしてほしいと思います」
秋も深まり様々な秋がありますが、読書の秋をテーマに校長先生からお話がありました。
「7月31日の朝日新聞に「新たな発見何度でも、再読の喜び」という見出しで掲載されていた、愛知県の88歳男性の記事の内容ですが、その方は、名著の再読は読み返すたびに新たな発見や物語の登場人物、著者との出会いがあり、考え・空想することで自分の成長につながることが読書の醍醐味という内容に、88歳になってもまだ成長しようとする姿勢に驚かされた。
また、別の記事では、読書が苦手だった方が、知人に勧められた小説から読書が好きになり図書館に通うようになった。時が立ち自分の娘が初めて図書館で借りてきた本が、自分が読書を好きになった本と同じだったというエピソードから「読んですぐに影響がないこともあるが、時代や地域を超えて人に影響を与え、いずれ役に立つ発見や成長のきっかけとなるかもしれません。
明日から後半戦。進路を実現するための充実した高校生活をすごせましたか?教育目標に「きり拓き 創りあげる人に」とあるように、自分の将来をきり拓くのは自分の成長が大切です。」
折返し地点を迎えて、終業式をきっかけに生徒たちの今後の成長に期待しています。